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大人の喘息は冷えを疑え|体を温めアレルギー体質の改善も図るのが鍵です

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遺伝では説明のつかない「大人の喘息」

喘息(ぜんそく)は、数ある病気の中でも相当なつらさ、苦しさを
伴うものであるといえるでしょう。


息が吸えない、または吐けないという呼吸上の困難を伴うため、
即、生命の危険が感じられるようになります(実際少数ながらも、
死亡につながってしまう場合があります)。


またそれほど深刻ではない場合でも「ヒューヒュー」、「ゼイゼイ」と
喘鳴(ぜんめい)がするほど気管が狭まってしまい、肩に力を入れないと
呼吸が困難であるため、体力がどうしても奪われがちとなってしまいます。


喘息は、これまで主として遺伝により説明されてくることが多かったように
思われます。しかしながら昨今では遺伝により説明ができないケースが
かなりの程度増えてきているのです。


実際患者の多くには喘息を患ったことのある肉親や親族がいないにも
かかわらず、二十歳以上の成人になってから突如喘息を発症するという
ケースが数多く発生しているのです。


このようないわゆる「大人の喘息」は今日では決して例外的なのではなく、
誰もがかかりうるものであると医療の世界では認識をされるに至っています。



「冷え」が「大人の喘息」をもたらしていた

さてこの「大人の喘息」の原因は、一体どこに求められるのでしょうか。


これにつきましては今日では 東洋医学的な説明と西洋医学的なものの2つが
存在することが知られています。


そのいずれもが「冷え」の関与に言及している点で、きわめて示唆的です。


東洋医学に基づく説は、冷えによる血流の悪化による気の上昇に着目をします。
気が上昇をするとそれに伴い水も上昇することとなり、肺胞にまで至ることと
なります。これが気管支の粘膜から分泌される痰へと発展し、喘息発作が
発生するというのです。



他方西洋医学的な説明は、本来ならば胃で一度アミノ酸に分解され腸で
吸収された上、肝臓で再度個々人のパターンに合わせて再合成されるはずの
タンパク質が、冷えによる胃腸の機能不全のためそのまま肝臓に吸収されて
しまうため、抗原抗体反応(アレルギー反応)が生じると主張します。


このように2つの説の内容は相当に異なるものではありますが、
冷えに原因を求めている点で共通しています。したがいまいして
いずれの立場に立つにせよ、やはり体を温めることが「大人の喘息」を
鎮める点においても欠かせないものであると考えて差し支えないでしょう。


実際漢方医が喘息の患者に処方することの多い「柴胡桂枝乾姜湯
(さいこけいしかんきょうとう)」、「四逆湯(しぎゃくとう)」、
「麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)」は、体を温める作用を
もつ漢方薬でもあるのです。


東洋医学の場合、喘息の患者に対しては体を温めることのみならず、
体質改善を通じた発作の予防にまで対策を講じるのが通例です。
これはアレルギー体質の改善を行わないままでは、喘息への対策は
万全とならないと考えることによります。


体質改善も基本的には漢方薬の服用が基本となりますが、その処方の際
漢方医は患者の証(患者が生まれつき虚弱体質かそうでないかなどを
判断するための手がかり)や物理的・精神的な生活環境などをかなりの
時間をかけて問診し最適なものを処方しようとします。


最近では「当帰芍薬散」など体を温める漢方薬が薬局で処方箋なしでも
購入できるようになっていますが、特に体質改善を見込んで喘息対策を
講じようとお考えの場合は、専門医にご相談をされることをお勧めします。

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