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リウマチ治療における東洋医学の重要性|気虚を補い体を温めることの威力

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西洋医学におけるリウマチ治療の現状と限界

数ある難病の中でも「リウマチ」はその筆頭に数えられるでしょう。


周知の通りリウマチの最大の特徴は関節に生じる炎症と痛みにあります。
炎症は度合いを深めていき、場合によっては軟骨を侵食し骨の破壊・変形にまで
至ることもあります。また食欲不振や疲労感、微熱などが伴われるのが通例です。


今日ではその患者数は70万人(その8 割方が30~60歳代の女性)にも
上るといわれていますが、この難病の原因は「自己免疫」(自己に備わる
免疫システムが炎症を引き起こしてしまうこと)ということ以外に未だ
不明であるというのが現状です。


このような難病に対し満足の行く解決策を与えることは、本サイトの領分を
越えています。本稿は飽くまでリウマチ治療における東洋医学的要素が
その重要度を高めつつある点を確認することを主旨としたいと思います。


病院など西洋的医療の現場におけるリウマチの治療は主に「抗リウマチ薬」と
「ステロイド剤」を利用して行われ、それなりの成果をあげてきました。


特にここ10年ほどの間にリウマチの治療は発症の早期段階で抗リウマチ剤を
集中的に用いるものへと転換されることで、大きな進歩を遂げました。
また「ヒュミュラ」などの生物学的製剤も利用されるようになり、上記2種の
薬剤では治まりにくかったリウマチにも効果が表れるようになりました。


ただこれらの治療法に問題がないわけではありません。まずステロイド剤の
常用は体を冷やしていくこととなります。また生物学的製剤の利用は患者の
免疫力を奪っていくこととなります。


いずれも人体に好ましいものでないことは明らかです。


東洋医学ではリウマチを「気虚」や「血虚」に原因をもつ
「水滞」によるものと理解します

そこで見直されているのが東洋医学的な治療です。実際リウマチを寛解
(長期にわたり病気を抑制させること)されたり、まれに報告される
「完治」をされた方々の報告を見ると、その多くの方々が東洋医学的な
手法を積極的に採り入れられていたことがわかります。


東洋医学的治療のエッセンスは、体を温めることにあります。リウマチは
冷えのみから発症しているというわけではありませんが、冷えると確実に
悪化をしますから東洋医学的治療はとても有効なのです。


東洋医学においてリウマチは、「 気虚」や「 血虚」を原因とする「 水滞」により
引き起こされたものと理解されます。実際寒い日や、逆に蒸し暑い日に
リウマチの激痛を覚えられた方は数多くおられるのではないでしょうか。


このようなリウマチの理解に立つ東洋医学では、漢方薬の服用と鍼灸を
通じた治療が主流をなします。具体的に漢方薬では発汗や排尿を促す
「桂枝加苓朮附湯(けいしかりょうじゅつぶとう)」がしばしば処方されます。


また筋肉のコリをほぐすことで痛みを緩和すべく「甘草附子湯(かんぞうぶしとう)」が
処方されることもあります。


鍼灸につきましては既に こちらで指摘をしましたように、その目的は体内の
「気」の流れをよくする点にあるわけですから、リウマチにおける実践の
理由は明らかでしょう。


また重度のリウマチには湯治が勧めらることが多くあります。


実際の治療は西洋医学的なものと東洋医学的なものとを並行して行うことと
なるでしょう。例えば消炎を目的にステロイドを使用することは避けられない
でしょう。ただ東洋医学的治療を並行して行えば、長期的にその利用量を
減らしていくことは十分できるものと思われます。


西洋医学と東洋医学の双方を得意とする医師は少ないものです。それぞれに
ついて医師を見つけられたら別のタイプの医師にもついていることを正直に
告げ、その上で両タイプの医師が協同できるようになることがやはり理想で
あるといえるでしょう。

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