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肩こりには温湿布と冷湿布のいずれを使うべきか|誤った湿布選びは逆効果

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温湿布と冷湿布の正しい役割分担をご存知でしたか?

本サイトではこれまで数度にわたり「肩こり」についてふれてまいりました。
肩こりが体の冷えから派生してくるものであることから説きおこし、
対策としまして足や下半身を温め体全体の血流を改善することを講じて
まいりました。


しかしながら会社などオフィスで一日の大半を過ごされる方の場合、
肩こりを覚えられたからといって、足湯や半身浴などで足や下半身を
温めることは実際困難であるものと思われます。


多くの方は湿布などを利用することで、当面の肩の痛みを抑えられて
おられるというのが現状なのではないでしょうか。


しかし湿布は多用される割に、その用途がきちんと認識されていない場合が
少なくないように見受けられます。まず何よりも冷湿布(冷感湿布)と
温湿布(温感湿布)の使い分けが個々人の好みに委ねられたままであることが
あまりにも多すぎるように思われます。



肩こりには温湿布、消炎には冷湿布を用いましょう

まず通常の肩こりが肩の筋肉におけるお血から生じていることに思いを致せば、
肩の凝りに用いる湿布は温湿布にすべきことは明らかでしょう。実際温湿布には
トウガラシの主成分で温熱効果をもたらす「カプサイシン」が配合されており、
血管にまで浸透し血管を内側から押し広げ血流を改善する効果があります。


足湯や半身浴に比べればその効果はかなり小さいですが、温湿布を貼ることで
貼られた部位の温度がおよそ90分後に2度上昇したという実験結果も
報告されているのです。


他方冷湿布に配合されているのは「メンソール」であり、これは体の熱を
吸収するよう作用するものです。したがいまして冷湿布が適しているのは
炎症によりもたらされた急性の痛みに対してであるといえます。


冷湿布を肩こりに利用しますと、凝った部位の体温がメンソールにより
奪われてしまいますので逆効果となってしまうのです(急性の痛みは
冷やすべきであることにつきましては、 こちらでもご説明を致しました)。


これまで以上の点をあまり意識されず肩こりに冷湿布を利用され、
それなりに効果があったのではないかと思われる方もおられるかも
知れません。


実はこれは一種の錯覚でして、体の凝りを脳に伝える神経よりも湿布から
伝わる感覚を脳に伝える神経の方が太いため、冷湿布が肩こりの緩和に
効果があったと感じてしまうのです。


今後肩こりの痛みを乗り越えるに当たりましては温湿布を凝った部位に
貼るのみならず、痛みを覚えないふくらはぎやお腹にも貼ることで
わずかながらも血流を改善させ、肩こりの緩和に役立てていかれると
良いでしょう。


また肩の痛みが肩の筋肉のお血から生じたものなのかどうか判然と
しない場合は、やはり専門医の判断を仰ぐべきでしょう。特に重い物を
運んだり激しい運動をした後に肩の痛みを覚えたときなどは要注意です。 

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