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冷え性を醸成する低血圧|食事と運動、そして漢方薬で体質改善を図る!

貧血、低血圧(縮小).png

不定愁訴を増幅させる低血圧の生み出す「冷え」

昨今では成人病対策についての認識が深まり、その一環として高血圧症対策も
広く講じられるようになりました。


これは大変好ましいことではありますが、他面、低血圧症の問題がそれと
同程度に認識されているとはとても言い難いとはいえないでしょうか。


朝なかなか起きれず、午前中体がずっとだるい。その反面、夜は眼が
さえてよく眠れない。食欲不振で、便秘や下痢を繰り返す。頭痛、肩こり、
疲労、眩暈を覚える、などいった症状の原因として必ず取りあげられるのが
低血圧です。


しかしながら一部の胃腸病や心臓病を除き、低血圧はその原因がおよそ
遺伝的なものであるため、有効な対策が取り難いとされます。


低血圧が様々な問題を引き起こす経路の一つとしまして、それが引き起こす
「冷え」を見逃すわけにはいきません。


最大血圧(収縮期血圧)が100ミリHg以下、最小血圧(拡張期血圧)が
60ミリHg以下とされる低血圧は、温かく新鮮な動脈血を手足などの末梢血管へ
十分送り届けるにはあまりにも力が弱く、冷えを作り出しがちとなります。そして
これが様々な不定愁訴の症状を生み、また増幅させていくこととなるのです。

 

低血圧が生み出す冷えに対する東洋医学的アプローチとは?

それでは人為的に血圧を上げることが解決策となるのかいえば、決して
そうではありません。東洋医学では低血圧症の方々がとかく抱えがちな
虚弱体質(虚証)や血液循環の不良を運動、食事、漢方薬の利用などを
通じて改善していくことを治療の主眼におきます。


まず日常生活の送り方としましては、わずか10分でもよいのでより早く寝て
より早く起きる習慣を心がけます。


一度起きたら朝日を浴びたりシャワーを浴びるなどして、交感神経を
刺激しましょう。また朝食を摂れば交感神経は一層刺激され、また
体温も上昇していくこととなります。


食事につきましては、筋肉・血液のもととなるタンパク質(肉、魚、
乳製品など)や貧血を防止するミネラル(海草、野菜など)を豊富に
含んだ食品を意識して摂ることが大切です。


運動は飽くまで血流を円滑にし、足を中心に筋肉を増強することで静脈の
血流を強化することを目的に行います。したがいまして無理をする必要などは
なく、 ウォーキングなど気軽に行えるものを心地よさを覚えられる範囲で
行えばよいでしょう。


最後に低血圧と冷えの合併症に処方される代表的な漢方薬を、ここに
ご紹介致します(いずれも合致する証は虚証)。


いうまでもありませんが、最適な漢方薬の処方につきましては、漢方医の
診断を仰ぐことが大切です。

漢方薬

効能

十全大補湯
(じゅうぜんだいほとう)

疲労、倦怠感、免疫力

真武湯
(しんぶとう)

下痢(水分の停滞)、眩暈、無気力

当帰芍薬散
(とうきしゃくやくさん)

冷え、肩こり、眩暈、むくみ(水分の停滞)、低血圧

人参湯
(にんじんとう)

冷え、食欲不振、下痢、胃腸の虚弱

六君子湯
(りっくんしとう)

食欲不振、胃腸の虚弱、貧血、疲労

 

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