ホーム » 東洋医学、漢方から見た冷え » 漢方薬の利用について

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アトピー性皮膚炎に効く漢方薬は?処方する漢方薬は証と症状で異なります

アトピー性皮膚炎(以下「アトピー」と略称)に効く漢方薬を(1)先天的な腎虚によるもの、(2)後天的にもたらされた胃腸の虚弱、(3)冷え性の3つの要因に場合分けをしてご紹介致します。(1)のケースに対しましては六味丸、補中益気湯、知柏地黄丸などがよく処方され、(2)のケースに対しましては六君子湯、加味逍遙散、柴胡清肝湯、竜胆瀉肝湯、香蘇散、小建中湯などがよく処方されます。(3)のケースに対してよく処方されるものとしましては真武湯、当帰芍薬散、温経湯などが挙げられます。湿疹に対処療法的に用いられる漢方薬が例外的に存在し、一例として治頭瘡一方が挙げられます。漢方薬は患者の症状と証とを総合判断した上で最適なものが選ばれねばなりませんから、症状、証の判断、並びに漢方薬の処方につきましては基本的に専門医に委ねるべきです。

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漢方薬の処方の基本とは?証と合致したものを処方し体質改善を図ります

漢方薬の処方の基本は、症状のみならず患者の「証」(体質、体力の強さ・弱さ)も勘案した上でなされる点にあります。東洋医学では証は実証、虚証、中間証の3つよりなります。それぞれ体力の強靭な人、虚弱な人、いずれか判然としない人を指します。これら3種の証はさらに「陽」と「陰」が付されることとなり、証の分類は計6種に及ぶこととなります。陽は「活発な、温かい」、他方陰は「不活発な、冷たい」をそれぞれ含意するもので、体力の度合いで測った証の関係は陽実証>陰実証>陽中間証>陰中間証>陽虚証>陰虚証となります。漢方の専門医は患者との問診を通じて患者が6種の証のうちのいずれに妥当するかを診断することになりますが、経験豊かな専門医でもその診断には苦慮するほどの難しさがあります。

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