ホーム » 東洋医学、漢方から見た冷え » 証・体質の問題

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あなたは実証ですか、虚証ですか?体質の見極めがあなたを冷え性から守る

東洋医学においては患者の「証」、すなわち体質に応じて漢方薬の処方など諸々の対処が異なってきます。証には体力が充実している人を指す「実証」、体力が衰弱している人を指す「虚証」、いずれでもない「中間証」の3種類があります。実証にせよ虚証にせよ、これらは体質のゆがみをあらわしているものと考えられるので、自分の証がどちらであり、どのような漢方薬や食事を摂り、日常生活を送れば体質のゆがみが矯正できるのかについて考えを巡らせることは極めて重要です。冷え性の防止も以上のような体質の矯正を通じて達成されるのです。本記事では、顔・顔色、目つき、体力、体格、音声、腹部、血圧、食欲、排泄、月経(女性)などの項目ごとに、実証と虚証の際立った特徴を列挙し、読者が自らの証をおよそ推測できるようにしました。自らの証が推定されましたら、意識的にそれを矯正するよう行動してみることが、体質の矯正へとつながっていきます。食事にしても同様で、実証の人は陰性食品を、逆に虚証の人は陽性食品をより多く摂ることで体質の矯正がなされることとなります。冷え性などの病気の予防や治癒も、このような体質改善の努力を通じて初めて可能となるのです。

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冷え体質を考慮した漢方的食事法|実証か虚証かにより摂り方が異なります

東洋医学の世界では食事の摂り方は漢方薬が処方されるときと同様、食事を摂る方の体質に見合った摂り方が重視されます。より具体的には実証の強い方には体を冷やす陰性食品をより多く、虚証の強い方には体を温める陽性食品をより多く摂ることが勧められます。このような考え方は、東洋医学における陰(温)と陽(寒)との間のバランスを維持すべきであるとの思想から導き出されたものです。実証の強い方が陽性食品を摂り続けたり、あるいは虚証の強い方が陰性食品を摂り続けますと、適正な体質の維持を図る上で支障をきたすこととなってしまいます。したがいまして実証の強い方が陽性食品を摂らざるを得ない場合は陰性食品である酢を用いてみたり、逆に虚証の強い方が陰性食品を摂らざるを得ない場合には火を通してみたり陽性食品である塩をより多く用いてみたりするなどの工夫をされるとよいでしょう。陰と陽とのバランスの重要性は、陰性食品でも陽性食品でもない間性食品の多くが人類の主食として用いられてきたこととも密接に関連しているように考えられます。

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