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気を充実させ冷えを克服する積極的思考法|心の免疫力を高め病気に勝つ

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陽気な性格は「陽気」を呼び、「正気」へと至る

東洋医学の立場より冷えを防ぐための秘訣を敢えて一言でまとめると
するならば、それは体内における気血水の循環が首尾よく回るように
するという点に尽きると思います。


さてここでいう気血水のうち「血」、「水」につきましてはそれぞれ
「血液」と「体液」という実体が対応するので理解しやすいでしょう。
しかし残りの「気」となりますと今一つとらえどころがなく、どのように
理解をして良いのか思わず窮してしまうのではないでしょうか。


既に こちらでも説明をしましたが、あらためて、「気」とは五臓や血・水の
より上位に位置し、それらを統括するより根本的な生命エネルギーと
理解をされるべきものなのです。


この「気」をより明瞭に理解するには、それが体内に充実していない状態、
すなわち 気鬱 気虚から先に考えていった方が良いのかも知れません。


まず気鬱ですが、これはあれこれと思考が過剰に巡ることで精神活動が
ふさぎ込んでしまう状態を指します。他方、気虚とは精神活動を推し進める
エネルギーそのものが極めて少なくなってしまっている状態を指します。


いずれの精神状態においても集中力を発揮することはできず、食欲や
性欲なども一切生じません。


したがいまして気が充実した状態とは精神活動が十分に機能し、心身共に
健康が維持されている状態を指すものだととりあえず考えてよいでしょう。
気が充実しますと気を作り出す五臓も正のフィードバックを得、また血も水も
きちんと体内を循環するようになるというわけです。


このような働きをする気を特に 陽気と呼びます。


この「陽気」という言葉はいかにも示唆的です。私たちは日常生活において
この語を「陽気な性格、人」といった用い方をしますが、そこにおける意味は
およそ「快く気分が晴れ晴れした状態」を指すものと考えてよいでしょう。


実は東洋医学が理想とする日常における精神状態とは、このように陽気で楽観的な
状態なのです。このような精神状態を維持することで陽気を呼び寄せ、体の機能を
最善の状態に整え(これを「正気」といいます)、病気を撃退してしまおうと
考えるわけです。


積極的な思考と言葉が陽気を呼び出す

陽気という語は「陽気を発するところ金石もまた透る」という格言にも
見られますように、活発な精神力の集中も意味し、東洋医学では
病気を克服する上で必要不可欠な要素であると捉えます。


皆さんもこれまでの人生において何か危機的な状態に遭遇され、
そこで「火事場のばか力」のような自分でも信じ難いとてつもない力を
発揮されたご経験を少なくとも1回はおもちなのではないでしょうか。


邪念など一切ない精神が統一された状態において、自分でも信じられない
大きな力が発揮される、これが陽気の究極的な形態であると東洋医学では
考えます。


ガン リウマチなど難病を克服された方々の闘病日誌などを拝見しますと、
このような方々の多くが闘病中も悲嘆に暮れることなく、陽気な精神状態を
維持されようと努められてきたことがわかります。


彼らが異口同音にいうことは、「病気であることにとらわれず、幸せな点を
見出していくよう努める」、「病気を肯定的に捉え、病気だからこそできることに
着目する」、「やる前からできないと決めつけない」等々、ささやかながらも
明朗で積極的な言葉です。


実際最近では西洋医学におきましても、ガンの進行はガンは患者の精神状態に
大きく左右される傾向があり、患者の強い意志によって自然退縮してしまうような
ケースもあり得ることが広く認められるようになってきました。


また明るく朗らかな精神状態が、免疫力を大幅に高める上で効果的なことも
確認されています。


闘病中の方はもちろんのこと、今現在健康な方も普段よりご自分の言葉や
思考を入念にチェックをされることを習慣づけられてみてはいかがでしょう。

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