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男性更年期障害にも冷え性が関与?東洋医学では気血水の乱れを注視します

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東洋医学では、男性の更年期障害も気血水から説明をします

東洋医学ではあらゆる病気は体内における気血水の循環の乱れから
生じるものと捉えられており、男性の更年期障害も例外ではありません。


前記事では西洋医学は加齢に伴うテストステロン(精巣ホルモン)の
分泌の減少そのものを男性の更年期障害の根本原因として捉え、
その補強を治療の中心に据えることをみました。


他方東洋医学ではテストステロンの減少そのものよりも、それにより
もたらされた血流の乱れに着目をします。


血流の乱れにより血流が手足の末梢血管へ行き届かなくなると、早晩
「冷え」、そして「のぼせ」を覚えるようになります。中高年の男性に
しばしば見受けられるのぼせや上半身の異常な発汗を、東洋医学は
このように血流の異常にその原因を求めるのです。


血流の乱れは他の「気」や「水」の循環に影響を与えずにはいません。
「気」の循環の異変は「気鬱」をもたらすこととなり、これが「うつ」、
「イライラ感」、「倦怠感」をもたらすこととなります。または
性欲の減退にも関与するとも考えられます。


性欲の減退が男性の更年期障害の主要な原因であると捉える点において
東洋医学は西洋医学と同様ですが、東洋医学においてはそれを特に
「腎虚」、すなわち五臓の「腎」機能の衰えに見出そうとします。


こちらでも既に触れましたが、腎は「精力」なり「生命力」を作り出す源泉
ですから、腎の衰えは性欲のみならず気力全般の衰えとも関連するものと
理解されています。


最後は「水」です。水の循環の乱れは食欲の不振や消化不良をもたらすことを
通じて疲労回復を阻むものと考えられます。東洋医学では水の循環の乱れ
以外にも、五臓の「脾」の機能の衰えにも注意を払います。



男性の更年期障害の治療の中心は漢方薬の服用と冷えの防止

他の病気の治療同様、東洋医学では男性の更年期障害に対しましても
漢方薬の服用を中心に治療を進めていきます。


以下、男性の更年期障害の治療に用いられる代表的な漢方薬のいくつかを
記しますが、服用に当たりましては必ず専門医とご相談をされるようにして下さい。
(合致する「証」は全て虚証となります。)

症状

処方される漢方薬

気鬱

加味逍遥散、四逆散、抑肝散

腎虚

八味地黄丸、六味丸

脾の衰え

人参湯、六君子湯、帰脾湯


漢方薬の服用に加え、普段より体を冷えから守るよう心がけることも大切です。
気血水の乱れは体全般の機能の低下をもたらしており、それが体を芯から
冷やす態勢を作り出しています。これがまた気血水の一層の乱れを呼ぶことこと
なるわけで、体を温めこの悪循環に歯止めをかけねばなりません。


最後に「湧泉(ゆうせん)」及び「腎兪(じんゆ)」の指圧が男性の
更年期障害に有効であることを付言し、本記事を締め括りましょう。


腎兪は背中の腎臓付近(左右2か所)に位置するツボで、腎の機能回復を
図る上でとても効果的であることが確認されています。


是非お試し下さい。

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